わたしたちが生きていくうえで重要な役割を果たしているのが口腔機能お口のはたらき)です。

舌・くちびる・頬っぺたが、それぞれの役割を果すように動くことで、食事・会話・呼吸がスムーズに行えます。

むし歯や歯周病で治療した歯で、食べ物をおいしく味わうための対応が求められる時代になってきました。

どの世代の方にも、お口のいろいろな部分が上手に動き、「お口のはたらき」が正常に行われるように対応していくことが求められているため、お口の機能にも注視しています。

口腔機能(お口のはたらき)

お子さんの口元や生活の様子で、このようなことはありませんか?

食事中の音
おくちぽかん
いびき

・お口がぽかんと、いつも開いている
・滑舌が悪い
・食べ物をなかなか飲み込んでくれない
(食事時間が長い)
・よく噛まずに丸のみしている
(食事時間が短い)

当てはまるものが一つでもあれば、お口の筋肉が十分に発達していないことが原因の可能性も考えられます。

お口のはたらきを含めた、お子さんの健全な発育を後押しする関わりが、むし歯予防や、よい歯並びを育てるためには大切です。

お口の周りを中心とした、重要なポイントをお伝えしています。

食べものを「噛む力」や「飲み込む力」は筋力と同じように、年を重ねるにつれて衰えていきます。

「むせることが多くなってきた」「口の渇きが気になる」「若いころと比べると固いものが噛みにくい」などを感じたときが、お口の働きが弱っていくことに歯止めをかけるチャンスです。

早期に発見をし、それ以上の低下を防ぐためや維持・向上に取り組むことが重要だと考え、個別対応を行っています。

飲み込む力

食べ物を口に入れたときに、くちびるがしっかりと閉じる力があるかどうかを確認します。

食べ物を噛んだり飲み込んだりするときに、必要な力があるかどうかを確認します。

食べ物を噛んでいる様子や話をしているときの、口の動きや音をみます。

保護者から、日ごろの食事や話し方の様子を伺いながら、口腔機能(お口のはたらき)の問題を把握します。

お口周りの動く様子
日常の様子

舌のどの部分に汚れがついているのかを診ます。

汚れたままは、口臭の原因にも⁉

舌でだ液の量をはかります。

口の潤いは口を清潔に保ちます。

グミを噛んで噛む力を調べます。
しっかり噛める歯の本数を調べます。

噛む力が弱いと、栄養の偏りにつながります。

「パ」「タ」「カ」の発音で、くちびる・舌の動きをはかります。

食べこぼし・むせるのは、動きが遅いから⁉

舌が上あごを押し上げる力をはかります。

上手に飲み込むためには、舌の力が必要です!

問診で、飲み込みにくさを伺います。

他にも気になることがあれば、
お気軽にお尋ねください!