
歯のレントゲン
今月の勉強会は、レントゲンとCTの見方、診断のポイントでした。
日常的にレントゲンとCTはなくてはならない診断法です。
レントゲンもCTも基本的にはX線の透過性を利用したものですが、
CTは全く違った見え方をします。双方利点欠点があります。
レントゲンは影絵のように平面的にしか見えませんが、細かく正確に見ることができます。
CTは立体的に見えるのですが、これは頭の周りをぐるっと機械が回って得たX線データをコンピューターで再構成して絵にしているからです。
言ってみればCG(コンピューターグラフィックス)です。
CGということは作り物なので、CGの持つ特性を理解して見なくてはいけません。
どちらの撮影も利点欠点を十分に理解して診断する必要があります。
後半は、最近始めた勉強法で、短時間でなるべく多くのケースを全員で発表するケーススタディーが行われました。
この勉強法のいいところは自分が担当していなくても、通われている患者さんの病状や回復具合を全員が把握できて、
悩んでいること、治療方法、治った喜びを共有して技術の向上ができるということです。この毎回のケーススタディーは今後も続けていきます。
痛いところを治すだけではなく、いつまでも自分の口で食べられるよう管理栄養士を含めた多職種連携で長いお付き合いを目指しています。港南台で皆さまに寄り添うアットホームな歯科医院をお探しの方はみなと歯科へ!