帯状疱疹と歯痛

帯状疱疹と歯痛

こんにちは、みなと歯科です。
今日は「帯状疱疹と歯痛」のお話をしようと思います。

みなさん「帯状疱疹」という病気をご存知ですか?
「帯状疱疹」とは、水痘(水疱瘡) ・帯状疱疹ウイルス(VZV)が、神経に再活性化して起きる病気です。
神経に沿って、皮膚症状や痛みを引き起こします。

顔面や口の中に「帯状疱疹」が発症した場合、三叉神経(さんさしんけい)という顔の感覚を司る神経が関係することがあり、これが歯や歯茎の痛みに感じられることがあります。

歯の痛みが起こる原因としては、

・三叉神経の一部(上顎神経・下顎神経など)への感染

・帯状疱疹による神経の炎症や損傷

・口腔内の水疱や潰瘍による痛み

・神経痛(帯状疱疹後神経痛)として、発疹が治っても歯や顎に痛みが残る場合

口腔内の症状の例

・歯がズキズキする うずく

・一見虫歯のような痛みがあるが、歯科では異常が見つからない

・片側だけに痛みや違和感が集中する
 (帯状疱疹の特徴)

もし、歯の痛みが帯状疱疹と関連していると思われる場合は、皮膚科や神経内科、口腔外科などの専門医に相談すると適切な治療を受けられます。

必要であれば、どの診療科を受診すべきかのアドバイスもできます。

痛いところを治すだけではなく、いつまでも自分の口で食べられるよう管理栄養士を含めた多職種連携で長いお付き合いを目指しています。
港南台で皆さまに寄り添うアットホームな歯科医院をお探しの方はみなと歯科へ!