
糖質のコントロール
皆さんこんにちは。
急に気温が下がりましたが体調は如何ですか?
今日は虫歯予防に大切なお話をしたいと思います。
虫歯予防には歯磨きが重要ですが歯磨きしていても虫歯は出来てしまう事があります。
歯磨き以外にも大切な事があります。それは糖質を含む飲食回数のコントロールです。
虫歯とは糖質を摂る事により
口の中が酸性になりエナメル質からリン酸とカルシウムが溶け出す事です。これを脱灰といいます。
糖質を摂ることによりエナメル質は酸に侵され脱灰されてしまうのです。
ただし歯には再石灰化という機能があります。唾液により酸性に傾いた口の中が中和されます。
唾液にはリン酸やカルシウムが含まれており溶け出してしまったミネラル分を補ってくれます。
元の状態に修復する働きがあるのです。
脱灰は食事を始めてから2〜3分後に始まります。この時、口の中は酸性に傾いています。
食後30〜60分で唾液により口の中が中和されます。
そこから元の状態に戻るには更に60分程かかります。
なので1日の中で糖質を含む飲食回数が多いと口の中が酸性に傾く回数が多くなります。
ダラダラと飲食をすると脱灰が続いて再石灰化が追いつかず虫歯が出来てしまいます。
時間を決めて飲食をし回数が少ない方が虫歯になるリスクを減らせるのです。
歯磨きだけでなく飲食回数を減らすことも大切です。
甘いものをダラダラ飲んだり食べたりするのは控えましょう!
痛いところを治すだけでなく
いつまでも自分の口で食べられるよう管理栄養士を含めた他職種連携で長いお付き合いを目指しております。
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